経営者/ITコーディネーター
大塚 悟志

経歴概要

2008年に個人事業を開業し、翌年に株式会社SESHを設立しました。 鹿児島市のニュービジネスプランコンテストで2年連続大賞を受賞した経験もあり、事業計画書の策定には強みがあります。 主な業務として、経営全般の企画や管理を行っていますが、 特にWebマーケティングやディレクション、および顧客の経営コンサルティングを担当しています。

個人情報

出身地
福岡県
学歴
九州工業大学情報工学部
生年月日
1978年11月25日
血液型
A型
趣味
資格・検定取得
スキル
事業立ち上げ/戦略立案/Webマーケティング/Webディレクション/SEO対策

保有資格

  • ITコーディネーター
  • 経営学検定上級
  • 経営学検定中級
  • 上級ウェブ解析士
  • ウェブ解析士
  • 認定SEOコンサルタント
  • SEO検定1級
  • SEO検定2級
  • SEO検定3級
  • SEO検定4級
  • Webアナリスト検定
  • 宅地建物取引士
  • MOS PowerPoint 2016

オウンドメディア(自社メディア)

Webディレクション(Webサイトの企画、設計、マーケティング施策等)やサイト運営など、
構築してきた自社サイトの実績です。

経歴・実績など

2008年 個人事業の開業

前職で担当していたプロジェクトを引き継ぐ形で、独立前に勤めていた会社と業務委託契約を結ばせていただきました。
システムエンジニア経験がある大学時代の友人も勤めていた会社を退職し、一緒に働くことになりました。
無期限ではないですが、継続的な収入を得られることが非常にありがたく現在でも感謝しています。
業務終了後、自宅に戻って寝るまでの時間と休日を使って独自のネットショップシステム開発に没頭しました。

2009年 株式会社SESHを設立

資本金300万円の会社として法人化しました。
個人事業主では契約できないため、法人化するようにお願いされたことが理由です。

2010年度 鹿児島市ニュービジネスプラン大賞受賞

H22年度 鹿児島市ニュービジネスプラン大賞受賞

鹿児島市が企画するニュービジネスプランコンテストの大賞に弊社の応募した企画が採用されました。
弊社が企画しております、鹿児島のオンラインショッピングモール「鹿児島Web市場」とそれぞれの店舗独自のネットショップ、電話、FAX等の販売管理、卸業務の注文処理の業務管理を一元化するシステムの企画です。
これまでの企業活動の中で、複数のシステムの連携ができず、業務がスムーズに行えないなどの現場の声から企画しました。

【全文紹介】
「SESH」がニュービジネス大賞
鹿児島市が新規事業や商品開発に取り組む市内の事業者らを対象に公募した「ニュービジネスプランコンテスト」で、同市名山町の情報サービス業「SESH」(大塚悟志社長、社員5人)が大賞に選ばれ、報奨金100万円が贈られた。
同コンテストは、斬新なビジネスプランの事業化を支援し、市の経済活性化を図ろうと本年度創設。観光業や物販業など市内外から16件の応募があった。SESHは、顧客や商品在庫、売り上げの各データを一元管理する「受発注基盤ネットショップシステム」の開発プランを提案した。
市役所で4日あった表彰式には、大塚社長(31)=写真中央=らが出席。森博幸市長から激励を受け「鹿児島を元気にできるような企業を目指して頑張っていきたい」と話した。

「創業・経営革新の20事例が示す成功へのヒント」に掲載されました

「創業・経営革新の20事例が示す成功へのヒント」に掲載されました

日本商工会議所発行の「平成22年度創業人材育成事業」活用事例集
「創業・経営革新の20事例が示す成功へのヒント」に掲載されました。

【全文紹介】
オンラインモールの開設や、注文・販売システムの一元化など、ITを活用して地方都市の活性化に貢献する。

事業を営む父親の他界が起業家を目指すきっかけに
大手企業のシステム開発をはじめ、地方の特産品を集めたオンラインショッピングモールの開設、これに連動した顧客店舗独自のECサイト、電話、FAX等の注文・販売管理の一元化などを手がけるSESH(セシュ)。ITインフラの整備が遅れている地方都市にこそ、その恩恵を広めたいと、5年前、生まれ故郷の福岡を離れ、鹿児島の地を踏んだ代表取締役の大塚悟志さんは、今、この街で最も注目される若手起業家のひとりだ。
しかし、大塚さんの起業家への道程は決して平坦ではなかった。きっかけは、43歳の若さで他界したお父様の存在にある。
「工務店を営んでいた父は、営業畑の人で、技術には疎かったんですね。それではダメだと気づき、技術を覚え、自分で仕事を取って、自分でつくるようになり、すべてをひとりで抱え込むようになってしまったのです。休みなく働いた結果、若くして肺がんで亡くなってしまいました。私が高校生の時です」
最期まで仕事に打ち込んだお父様の背中を見て、大塚さんは経営者を志す。しかし、高校生の大塚さんには、何から手をつけたらいいか皆目見当ががつかなかった。まず手に職をつけようと、公立高校を中退、工事現場や飲食店でのアルバイトを経て、17歳で通信制の美容学校で学びながら美容室に勤務した。さらに働きながら定時制高校にも通った。
「ちょうど美容師ブームで活気のある業界でしたが、経営という視点で見ると、美容室は美容師の腕や人気に依存する部分が大きく、難しい商売なんですね。そこで一念発起して、大学に行くことを決意しました」

耳学問や「起業サークル」で、経営センスを学ぶ
目指したのは、難関の九州工業大学。IT事業での起業を目標にしての志願だった。猛勉強の末、見事合格し、22歳で大学生に。大学と大学院での5年間は、情報工学を学び、遺伝子解析などの研究の傍ら、創業セミナーに参加したり、友人たちと「起業サークル」を結成したりして、経営センスを磨いた。
「たとえば、パソコンを部品から仕入れて組み立てたものを、新入生に安く販売し、さらにそのサポートサービスまで手がけたり、私が焼酎が好きなので、同じ趣味の人を集める飲み会を企画し、HPを活用して飲食店のリピーターを獲得する仕組みを提案したり。学園祭では本気でアイデアをひねり、立ち呑みの焼酎バーを出店し、くじ引きに当たると森伊蔵などの高級焼酎がグラス1杯300円で飲めるサービスを提供して、学園祭ながら行列ができる繁盛店をつくり上げたり。起業に向けていろいろな経験を積みました。でも当時から、あくまでも、都会ではなく、ITの恩恵を十分にうけていない地方都市でビジネスをしたいと考えていましたね」

地方都市の中小企業にITの利便性を広めるために
こうして起業の場として選んだのが鹿児島だった。大学時代からの友人で、現在は共同経営者が鹿児島出身だったことに加え、地元での商売は甘えが出ると、自らを試す意味で未知の地を選んだのだ。手始めに多角経営に取り組む酒造メーカーに自らを売り込み、飲食店のマネージャーとして採用されると、調理から仕入れ、パートの管理までを一通り手がけた。次に営業力を養うため建築営業に転身して、飛び込み営業を経験、さらに専門性を磨くためにIT企業に就職して、システムエンジニアとしてWebシステムの開発に3年ほど携わった。
そしていよいよ29歳のとき、霧島市のインキュベーター(上野原ビジネスプラザ)で個人事業を立ち上げる。当時、元手はパソコンだけだったが、以前の就職先の仕事を引き継ぐかたちで大手メーカーの社内システム開発の仕事を受注でき、好調なすべり出しだった。
「とはいえ、鹿児島は保守的で横のつながりがないとビジネスがしにくい。そこでビジネスパートナーを見つけるために、創業塾に参加したのです。ビジネスの基礎を学べたほか、人脈づくりにも大いに役立ちました」
翌2008年に法人化して株式会社SESHを設立。システムをゼロから構築して、複数商品の組合せを自由に選べるセレクト方式を取り入れた。独自送料計算など柔軟なシステム拡張が可能なこともあり、評判が広まっていった。10年6月には独自のオンラインショッピングモール「鹿児島Web市場」を開設、足繁く地元企業に通って出店を呼びかけた。
「特徴的なのは、当社のモールと顧客のネットショップのECサイトを連動させ、各店共通のポイント制度を設けた点です。また、商品の組み合わせだけでなく、送料や箱代の計算など、煩瑣(はんさ)な注文管理をすべて一元化したことで、お客様の業務を簡便化しました」
中小企業などでは、サイバーモールやECサイト、電話・FAXによる販売、卸向けのシステムがそれぞれ異なっており、管理を個別に行う必要があった。営業回りをするなかで、システムを一元化できないかという顧客の意見を聞くことが多かったという。
「よく、ネットショップの担当者が辞めてしまったので困っているという相談を受けます。システムを一元化すれば、引き継ぎも楽です。これからも、お客様が本当に望んでいるシステムを提供していきたいと思っています」
現状は請負のシステム開発が忙しく、営業をかけていないのが、口コミで評判が広がり、独自開発のネットショップシステムを利用する企業が増え続けている。10年度には鹿児島市が斬新な経営モデルの事業化を支援するニュービジネスプランコンテストで大賞も受賞した。今後の展開が大いに楽しみだ。

2011年1月31日付の南日本新聞に掲載されました

2011年1月31日付の南日本新聞に掲載

南日本新聞「未来への設計図」Kagoshima若手経済人のコーナーに掲載されました。

【全文紹介】
IT生かし地域支援
システムエンジニアとして、商品在庫や顧客管理、営業支援といった企業用のウェブシステムを開発する。2010年10月には、鹿児島市が斬新な経営モデルの事業化を支援するニュービジネスプランコンテストで最高賞・大賞に選ばれた。
受賞したのは「受発注基盤ネットショップシステム」。ネットショップや直販店、卸店など複数の販売経路を持つ企業は、「業務ごとにシステムが異なるため、顧客や売り上げなどのデータがバラバラなのが悩み」。それを一元化する開発プランが高く評価された。飛び込みで営業をかけ、現場のニーズを吸い上げて形にする。「わが社はシステムエンジニアが営業するので、顧客が求めるものを開発に直結できるのが強み」と明かす。
生まれも育ちも福岡県。高校生から起業を志し、「ITはコストがかからず、全国とつながる」と九州工業大学で情報工学を学ぶ。
「頼る人がいない地方都市で、自分の力を試したい」と27歳で姶良市にIターンした。
「30歳までに起業する」との目標を掲げ、霧島市の大手建設会社で営業をしたり、鹿児島市のIT企業でシステムエンジニアを経験。29歳で独立した。
10年6月にはネット上のショッピングモール「鹿児島Web市場」を開設。顧客から「大手モールは売れなくても高い月額固定費がかかる」との不満を聞き、固定費がかからないプランも用意した。現在、さつま揚げや黒糖など県内約10社の県特産品約千種が並ぶ。
農業県ならではのニーズにも応える。建設会社の営業マン時代に農家と話をする機会があり、「ネットショップに興味があるが、パソコンに触れる機会がない人が多い」とモール内で農作物の販売代行を始めた。
パソコンがない農家の代わりにネット上に出品。受注したら伝票を渡し、農家が発送する仕組みで、これまでマンゴーやキンカンを扱い、今夏はパッションフルーツも手がける予定だ。
予約販売制を導入したことで「収穫前に出荷計画が立てられるし、自分で値段を付けられるため相場に左右されない点などが農家に喜ばれている」と自信を深める。
現在、モール会員は約千人で、年内に5千人に増やすのが目標。次の計画は「飲食店の集客増のため、同じ趣味の人を集める飲み会などを企画してもらい、情報をサイトで発信すること」だ。「鹿児島の企業に役立つことを追求し続ける」と軸足はぶれない。

2011年度 鹿児島市ニュービジネスプラン大賞受賞

H23年度 鹿児島市ニュービジネスプラン大賞受賞

鹿児島市が企画するニュービジネスプランコンテストの大賞に弊社の応募した企画が2年連続で採用されました。
2011年8月24日付の南日本新聞に、授賞式の様子が掲載されましたので、ご紹介させていただきます。

【全文紹介】
SESH社が2年連続大賞
鹿児島市が新規創業者を対象に斬新なビジネスアイデアを募集した「ニュービジネスプランコンテスト」で、同市名山町の情報サービス業SESH(大塚悟志社長、5人)が2年連続で大賞に選ばれた。19日、表彰式があり、森博幸市長が表彰状と報奨金100万円の目録を贈った。
同社は、飲食店で客がスマートフォンなどを使って料理を注文できる「飲食店向け経営支援システム」を開発。業務を効率化するだけでなく、集積した情報をマーケティングなどに活用できる。顧客の声や大塚社長(32)の経験を元に発案したという。
大塚社長は「つかんだ情報をリアルタイムで使える点がポイント。今後も世の中にないものを作り出していきたい」と、次の開発へ意欲をみせた。
コンテストは市が経済活性化のため、2010年度創設。2度目の今年は6社が応募した。同社は斬新さや実現性が評価され、再度の受賞となった。

2016年 不動産クラウドオフィスサービス開始

不動産向け営業支援システムをクラウドサービスとして提供開始しました。
物件情報管理システムを中心に、Webサイト作成から顧客管理まで行うことができるシステムです。
高機能なシステムを他社に比べて大幅に安く提供できるように工夫しました。

現在もこの事業に注力しており、5年で500社以上の不動産会社様に導入いただきました。

2021年 経営革新計画が承認されました

「不動産業向けオンライン商談システムの開発」という経営革新計画のテーマで
令和4年3月28日に鹿児島県から承認されました。

経営革新計画の承認企業一覧 - 鹿児島県