なぜ起業をするのかを考える

なぜ起業をするのかを考える

  1. 起業の経営学
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起業することは、経営者になることです。


経営とは、継続的にお金や時間などを投資して事業を行い、お金を回収することです。

「売上」から「経費」を引いた「利益」から投資したお金を回収します。

そのため、投資したものを回収するまでに何年もかかります。

お金を支払うのはお客様ですので、

「自分がお金持ちになりたい」、「有名になりたい」、「人に指図されたくない」など

自分の欲求を満たすために起業する人は高い確率で失敗します。


他人の「ニーズ」を満たすことを理念として掲げ、事業を継続していくことが成功のポイントになります。

自分がしたいことではなく、

顧客(あるいは市場、社会)のニーズを満たす商品やサービスを「マーケット・イン」で考える

失敗しない起業のための経営学とは、ビジネスに客観性を持たせるための手法や考え方を身に着けることだと考えています。

そのために「ビジネス・フレームワーク」を中心に事業計画を考えていくことを推奨しています。

Whyチャート

課題や問題に対して、Why(なぜ?)を繰り返し、Because(なぜなら)を考えます。

理由を繰り返し考えることで、原因の本質を客観的に把握することができます。

なぜ起業しようと考えているのか?


[なぜなら]

お金持ちになりたいから


[なぜ、お金持ちになりたいのか?]

家族を幸せにしたいから


[なぜ、起業すると家族が幸せになるのか?]

サラリーマンとして働くより、収入が増えるから


[なぜ、収入が増えるのか?]

給料よりも会社がもらっている契約金の方が多いから

[なぜ、給料よりも会社がもらっている契約金の方が多いのか?]

従業員の給料や、家賃、光熱費など色々な経費にお金が必要だから



起業したら確実にお金持ちになれる?


営業マンとしてお客様から契約を頂いていると「自分で会社経営した方が儲かるのでは?」

と考える方も多いようです。

会社経営は、営業以外にも様々な仕事があります。

また、従業員を雇用すると、自分の給料よりも従業員の給料を優先して払う必要もあります。


「お金持ちになりたい」を実現するために、起業という選択肢は遠回りなのかもしれません。