あるべき姿(目標)を設定する

あるべき姿(目標)を設定する

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経営では、「あるべき姿」を定義することが重要です。


設定したあるべき姿になるために、やるべきことは何かを考えます。

この現状とあるべき姿の「差(ギャップ)」を課題と言います。


課題を「見える化」し、それを解決していけば目標は達成できます。

起業して1か月後、3か月後、1年後、3年後にどうなりたいか?

目標を設定してみましょう。

起業して1年後はどうなっている?

1年後の自分に質問するような感じで、あるべき姿を想像してみましょう。


例えば

売上はいくら? 年商1,000万円を達成している
利益はあるか? 20%の利益を出している
顧客の評価は高いか? 顧客からは高い評価を得ている
スタッフは何人いるか? 1人雇用している
スタッフは仕事に満足しているか? 楽しく仕事をしている様子

起業して1年後に上記のようなになることがあるべき姿だとします。


経営は売上を重視するのではなく、利益を出すことが大切です。

売上が1億円あっても、経費が2億かかっていれば、利益はマイナス1億円です。

たとえ売上が多くなくても、利益が出ていれば持続的に経営をすることができます。


売上があるということは、請求業務も発生します。

飲食店のようにその場でお客様から支払いをしてもらえるビジネスであればよいですが、

請求書を作成する必要がある場合は「売掛金の管理」が発生します。

「いつ、誰から、いくら入金があるか?」

起業した人の多くが最初に悩むことがお金の管理です。


人を雇用すれば、給与計算などの仕事も増えます。

サラリーマンをしていると当たり前にもらえる給料ですが、経営をすると自分で計算しなくてはいけません。


つまり、営業、経理、人事などの様々な課題を解決したから、「あるべき姿」である目標を達成できたということです。