ページが検索結果に出るまで
ホームページは、Google に申し込んで載せてもらうものではありません。Google は、クローラー(Web のページを巡回して読み取るプログラム)で、ページを自動で見つけて登録しています。SEO は、このプログラムに見つけてもらい、正しく読み取ってもらい、検索した人に選ばれるように、ページを整えることです。
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見つける(クロール)
リンクをたどって、新しいページを見つける
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登録する(インデックス)
中身を読み取って、データベースに入れる
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並べる(ランキング)
- 〇〇駅 整体
検索のたびに、合うページを選んで並べる
検索結果に出るのは、登録されたページだけです
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見つける(クロール)
クローラーは、すでに知っているページのリンクをたどって、新しいページを見つけます。新しいページを作ったら、サイトのメニューや関係するページからリンクを張りましょう。作ったばかりのサイトは、ほかのサイトからのリンクがないので、見つけてもらうまでに時間がかかります。Googleビジネスプロフィールや SNS に、サイトのアドレスを載せておきましょう。
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登録する(インデックス)
見つけたページの文字や画像を読み取り、Google のインデックス(集めたページの情報をしまっておく、大きなデータベース)に入れます。登録されて初めて、検索結果に出る候補になります。ただし、中身がほかのページとほぼ同じときや、質が低いときなどは、登録されないこともあります。料金や受付の時間のような大事な情報は、画像の中だけでなく、文字で書いておきます(Google も、大事な中身は文字で示すようすすめています)。
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並べる(ランキング)
だれかが検索するたびに、インデックスの中から、検索の言葉に合い、質の高いページを選んで並べます。この並び順が、検索順位です。
第1回で「効果が出るまで時間がかかる」と書いたのは、この3段階があるからです。ページを公開してしばらくしたら、Google で店の名前やページの題名を検索して、自分のページが出てくるかを確かめましょう。「site:」に続けて自社のサイトのアドレスを入れて検索すると、登録されているページが並びます。正確な登録の状態は、Search Console(自社のページが検索に載っているかを確かめられる、Google の無料の道具)で、ページごとに確かめられます(使い方は第6回)。
順位を決める2つの考え方
Google は、たくさんの手がかりを組み合わせて順位を決めていますが、土台にある考え方は、関連性と品質の2つです。
関連性 ─ 検索した言葉と合っているか
情報の関連性を評価するための最も基本的なシグナルは、検索クエリと同じキーワードがコンテンツに含まれているかどうかです。たとえば、それらのキーワードがウェブページの見出しや本文のテキストに使われている場合、そのページの情報は関連性が高い可能性があります。
Google によるランキング結果の決定方法(新しいタブで開きます)(Google 検索「検索の仕組み」)
つまり、検索された言葉(検索クエリ)が、ページの題名や見出し、本文にあるかを見ています。このサイトで共通の例にしている「開業1年目の〇〇整体院」(仕事帰りの会社員向けに、平日21時まで受け付けている小さな整体院)で考えます。肩こりに悩む会社員の佐藤さん(仮名)が「〇〇駅 整体 20時以降」と検索したなら、「〇〇駅から歩いて3分」「平日は21時まで受付」と書いたページが、合っていると判断されやすくなります。ただし、言葉を詰め込むのは逆効果です(第1回)。Google は言葉の意味も読み取るので、自然な文で書きます。
品質 ─ 役に立ち、信頼できるか
関連するコンテンツを特定した後、最も役に立つと判断されたコンテンツに高い優先順位を付けます。そのために、どのコンテンツが高い専門性、権威性、信頼性を示しているかの判断に役立つシグナルを特定します。
たとえば、品質の判断に使用する要素のひとつに、他の著名なウェブサイトがそのコンテンツをリンクしたり参照したりしているかどうかの把握が挙げられます。これは、一般的に情報の信頼性の高さを示しているためです。
Google によるランキング結果の決定方法(新しいタブで開きます)(Google 検索「検索の仕組み」)
つまり、言葉が合うページがいくつもあるときは、詳しい人が書き、ほかの信頼できるサイトからも紹介されているページが、上に出やすくなります。今は、ここに「経験」を加えた E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性の英語の頭文字)が、ページの質を考える目安として示されています。名前を知られていない小さな会社でも、自分の仕事の経験や実例をていねいに書けば、信頼されるページを作れます。
関連性を高める言葉の選び方は第3回で、品質を高めるページの書き方は第4回で学びます。なお、関連性と品質が同じくらいのページどうしでは、スマホで見やすく、表示の速いページ(使いやすさ)が有利になります(第5回)。
AI による概要との関係
検索結果の上に、AI がまとめた答え(Google の「AI による概要」)が出ることがあります。AI の答えの根拠として、リンクが添えられるページの条件について、Google は次のように書いています。
AI による概要や AI モードでサポートリンクとしてページが表示されるには、ページがインデックスに登録されており、Google 検索でスニペットが表示され、検索の技術的要件を満たしている必要があります。これ以外に追加の技術要件はありません。
AI 機能とウェブサイト(新しいタブで開きます)(Google 検索セントラル)
つまり、AI の答え(AI による概要や、対話で答える AI モード)の材料になるのも、ふだんの検索と同じ3段階で登録されたページです(スニペットは、検索結果で題名の下に出る説明文)。AI のために特別な設定を足す必要はありません。ただ、用語の意味のような簡単な質問は、AI の答えだけで用が済むことがあります(AI 検索で紹介されるための工夫は「AIO とは」)。だからこそ、AI の要約では代わりがきかない、自社の経験や具体的な例を書いたページが、いっそう大事になります(第4回)。
SEO でやることの全体像
仕組みがわかると、SEO でやることは、次の3つに分けられます。
| やること | 中身 | 学ぶ回 |
|---|---|---|
| サイトの作りを整える(内部対策) | 見つけやすく、読み取りやすいサイトにする。スマホで見やすく、表示を速くする | 第2回・第5回 |
| ページの中身を作る(コンテンツ) | 検索する人の疑問に合った、質の高いページを作る | 第3回・第4回 |
| ほかから紹介される(外部対策) | ほかのサイトからリンクや紹介を得る。買ったり自分で作ったりせず、よいページの結果として集める | 第1回 |
予算も人手も限られる小さな会社が力を入れるのは、2つ目のページの中身です。
