このサイトの考え方

起業したばかりの小さな会社は、資金も人手も知名度も大手にかないません。広告の量や値下げで大手と同じ土俵に立つのではなく、戦い方を選ぶ。その軸が、次の3つの柱です。

3つの柱の順番
  1. ペルソナ

    誰に売るか。顧客を1人の具体的な人物として描く

  2. ビジネスフレームワーク

    どこで、どう勝つか。大手が来ない「すきま」を見つける

  3. SEO・AIO

    どう見つけてもらうか。検索や AI に投げる質問に、ページで答える

3で集まった反応(検索された言葉や問い合わせ)は、また1のペルソナの見直しに戻る(改善の輪)

1で描いた1人の困りごとをもとに、2で競合と自社を比べて、勝てる「すきま」を見つけます。3では、その1人が検索や AI に投げる質問に、すきまを伝えるページで答えます。3で集まった反応は1の見直しに戻ります。この「改善の輪」を回すほど、思い込みではない事業の強みが育っていきます。

このサイトで使う例

記事の例は、できるだけ同じ店と顧客にそろえています。例えば、1で顧客の佐藤さんを描き、2で「20時以降も予約できる」というすきまを見つけ、3で「〇〇駅 整体 20時以降」と検索した人に、そのことをページで伝えます。読み進めると、1つの小さな店の流れが、つながって見えます。

例の店の院長のイラスト。紺の施術着を着た40歳くらいの男性

例の店あなたの立場に近い人

開業1年目の〇〇整体院。院長1人の小さな店

〇〇駅から歩いて3分、平日は21時まで予約できる

例の顧客のイラスト。肩に手を当てている30代後半の女性

例の顧客この店が描いたペルソナ

肩こりで眠れず、仕事帰りに通える整体を探す会社員

佐藤 美穂さん(仮名)・38歳

どちらも架空の例です。あなたの事業に置き換えながら読んでみてください。

あなたの段階から始める

道の始まりで、手帳を持った男性が、三方向を指す道しるべを見ている。矢印の1つは青緑で、からし色の道が先へ続いている
どこから始めるかは、今の段階で決まります(イラストは、例の整体院の院長)

当てはまる段階を選び、「まず読む1本」から始めてください。下の一覧を、いま全部覚える必要はありません。2本目からは、下の順番を目安に進んでください(このページに戻れば、いつでも確かめられます)。

これから起業する

アイデアを整理し、「誰の、どんな困りごとを解くか」を決めてから、市場と競合を調べ、数字の計画に落とし込みます。

そのあとは、次の順に進みます。

  1. ペルソナの作り方 と 顧客の課題を1文で言う で、顧客を1人の人物として描く
  2. ペルソナを現場で確かめる で、その課題が本当にあるかを確かめる
  3. As-Is / To-Be分析(あるべき姿と今の姿を比べる)で取り組む課題を決め、3C分析(顧客・競合・自社を比べる)と SWOT分析(自社の強み・弱みと、世の中の追い風・向かい風を整理する)で、勝てる場所を見つける
  4. 経営戦略を策定する(会社全体の進む方向を決める)と 事業戦略を策定する(1つの事業で、競合にどう勝つかを決める)で、事業の設計図を言葉にする
  5. 事業計画づくり実践講座(全8回) で、自分のことの棚卸しから、日本政策金融公庫に出す創業計画書を書くところまで、順番に計画を書き上げる(要点だけを先に知りたいときは、1本の記事 事業計画書を作る)

開業したばかり

顧客に見つけてもらうための Web の土台を整えます。ただし、顧客像や自社の強みがあいまいなままサイトを作ると、何を書けばよいかで迷い、作り直しになりがちです。先に「誰に、何を伝えるか」を固めます。

そのあとは、次の順に進みます。

  1. 3C分析 で、顧客・競合・自社を比べ、自社の強みを言葉にする
  2. Googleビジネスプロフィールに登録する で、検索と地図に店の情報を無料で載せる(店や訪問のサービスなら、サイトづくりと並行して、すぐに始めて構いません)
  3. コーポレートサイトを作る(会社を紹介し、信用してもらうためのサイト)と サービスサイトを作る(商品やサービスを紹介し、申し込みにつなげるサイト)で、信用と集客の土台を作る
  4. SNS・公式LINEの始め方 で、見つけてもらう窓口を広げる
  5. ペルソナから検索語と AI への質問を作る と SEO講座(全6回) で、検索と AI から続けて見つけてもらう

集客を伸ばしたい

ホームページはあるのに問い合わせが伸び悩んでいるときは、顧客が使う言葉とページの中身がずれていないかを見直します。検索結果で選ばれる工夫(SEO)と、AI の答えで紹介される工夫(AIO)の両方から整えて、アクセス解析(サイトに来た人の動きを数字で見ること)で改善を続けます。

そのあとは、次の順に進みます。

  1. AIO とは? と AI に紹介される会社の条件 で、検索と AI 検索の両方で選ばれる状態を整える
  2. ホームページを運用する と SEO講座(全6回) で、今のサイトの作りと運用を見直す
  3. アクセス解析講座(全4回) で、ホームページの効果をデータで測り、直す所を見つける
  4. 集まった検索の言葉や問い合わせをもとに、ペルソナを現場で確かめる へ戻り、顧客像とページを磨き直す

3つの柱の入口

上の「段階ごとの進め方」は、3つの柱から、今の段階に必要な記事を抜き出したものです。1つの柱を最初から順番に学びたいときは、それぞれの柱の入口のページから進めてください(記事を読む順番が並んでいます)。

1 ペルソナ ─ 誰に売るか

身につくこと
顧客を1人の具体的な人物として描き、その人が「困っている場面」と、悩みを表す言葉をつかみます。1人に絞るのは、ほかの客を断るためではありません。中心の1人に深く届く商品や言葉は、似た悩みを持つ周りの人にも届くからです。
まず読む
ペルソナとは? 小さな会社が「1人」に絞る理由
柱の入口
ペルソナ ─ 誰に売るか(6本の読む順番と、ペルソナシートの見本)

2 ビジネスフレームワーク ─ どこで、どう勝つか

身につくこと
思いついたアイデアを思い込みで終わらせないために、考えを整理する型(フレームワーク)で、業界・顧客・競合・自社を整理します。大手が来ない「すきま」と自社の強みを見つけ、事業計画書の骨組みになる戦略を作ります。すべてを使う必要はなく、まずは「あるべき姿」を描く As-Is / To-Be分析と、3C分析から始めるのがおすすめです。
まず読む
As-Is / To-Be分析(あるべき姿と今の姿を比べる)
柱の入口
ビジネスフレームワーク ─ どこで、どう勝つか(10本の読む順番と、使う順番の考え方)

3 SEO・AIO ─ どう見つけてもらうか

身につくこと
小さな会社ほど、集客を Web に任せる仕組みが大切です。ペルソナが検索や AI に投げる質問に答えるページを作り、検索結果(SEO)と AI の答え(AIO)の両方で選ばれる土台を作ります。ペルソナとのつなぎは ペルソナから検索語と AI への質問を作る で説明しています。
まず読む
AIO とは? AI 検索で紹介される小さな会社になる、3つの基本
柱の入口
SEO・AIO ─ どう見つけてもらうか(8本の読む順番と、SEO・アクセス解析の講座)

順番に学びたい方へ

1回ずつ順番に学びたい方のために、テーマ別の連続講座を用意しています。事業計画づくり、SEO、アクセス解析、決算書の見方を、第1回から順番に読み進められます(一覧は 講座一覧 でも確かめられます)。

起業の土台も押さえる

3つの柱で事業の戦い方を固めたら、それを支える「事業計画書」と「お金・組織の制度」も押さえておきましょう。国や自治体の支援制度は、知っているかどうかで大きな差がつきます。全体の一覧は 起業の土台 にまとめています。

まずやること

読んでいて知らない言葉が出てきたら、用語集で調べられます。当サイトの背景や運営者については このサイトについて と 著者紹介 をご覧ください。