この講座で身につくこと

読み終えたとき、次の状態になっていることをゴールに設計しています。

  • 自分のアイデアを「誰の・どんな課題を・どう解決し・なぜ勝てるか」の筋道で説明できる
  • 思い込みで作り始めず、顧客に会って・小さく試して確かめてから作れる
  • 価格と収益モデルを、なんとなくでなく根拠を持って決められる
  • 融資・補助金にも出せる事業計画の「中身」が1枚にまとまる
全8回の流れ
  1. 自分を棚卸しする

    第1回。動機と経験

  2. 顧客と価値を確かめる

    第2〜3回。困りごとと、届ける価値

  3. 競合・値段・需要を確かめる

    第4〜6回。立ち位置、値段、小さな試し

  4. 計画に束ね、書類にする

    第7〜8回。筋と数字、創業計画書

第8回で、日本政策金融公庫の創業計画書の下書きができあがります

この講座の特徴

手を動かす実践ワーク

各回に、自分の事業に当てはめて書き出す項目(「書き出してみよう」)を用意しています。紙やメモに書き出しながら進めて、読むだけで終わらせません。

確かめてから作る

課題と需要を2回の検証で確かめてから前へ進みます。作ってから「売れない」と気づく、いちばん多い失敗を防ぎます。

フレームワークの記事と、数字の計画につながる

各回は、3C分析やVRIO分析などのフレームワークの記事とつながっています。第7回で、売上や損益などの数字の計画(「事業計画書を作る」)へ橋渡しします。

カリキュラム(全8回)

  1. 第1回 自分の棚卸

    事業計画づくり実践講座の第1回です。起業の動機と、これまでの経験を2枚のシートに書き出し、「なぜ、あなたがこの事業をやるのか」を言葉にします。開業前の整体院の院長の記入例と、著者の実例つきです。

    読む時間の目安 約7分

  2. 第2回 顧客の課題を1文で決め、現場で確かめる〔検証1〕

    事業計画づくり実践講座の第2回です。「誰が・どんな場面で・何に困っているか」を1文にまとめ、想定した顧客に売り込まずに話を聞いて、その困りごとが本物かを確かめます。開業前の整体院の記入例つきです。

    読む時間の目安 約7分

  3. 第3回 商品・サービスの価値を設計する

    事業計画づくり実践講座の第3回です。商品の機能を「顧客がどう得をするか」に言い換え、価値提案を1文にまとめ、事業全体の下書き(ビジネスモデルキャンバス)を書きます。開業前の整体院の記入例つきです。

    読む時間の目安 約6分

  4. 第4回 競合を調べ、勝てる立ち位置と強みを確定する

    事業計画づくり実践講座の第4回です。競合を、同業、別の方法で解決する相手、今まで通りの3種類で書き出し、比べて空いている立ち位置を探します。第1回の強みの候補も、VRIOの4つの問いで確かめます。整体院の記入例つき。

    読む時間の目安 約8分

  5. 第5回 価格と収益モデルを決める

    事業計画づくり実践講座の第5回です。かかるお金から出す下限、競合の相場、顧客の得から出す上限の3つから値段の幅を出し、立ち位置に合う値段と、お金の受け取り方(収益モデル)を決めます。整体院の記入例つき。

    読む時間の目安 約7分

  6. 第6回 小さく試して確かめる〔検証2〕

    事業計画づくり実践講座の第6回です。本格的にお金をかける前に、外れたら困る前提を1つ選び、予約や支払いのような行動の数で、本当に売れるかを小さく確かめます。開業前の整体院の記入例つきです。

    読む時間の目安 約7分

  7. 第7回 事業計画に束ね、数値計画へ渡す

    事業計画づくり実践講座の第7回です。第1〜6回のシートを1枚に束ね、「顧客の困りごと→競合の弱み→自社の強み→届ける価値→値段」が一本の筋で通るかを確かめ、売上の計算の材料を書き出します。整体院の記入例つき。

    読む時間の目安 約7分

  8. 第8回 公庫の創業計画書に落とし込む

    事業計画づくり実践講座の第8回(最終回)です。日本政策金融公庫の創業計画書(今の様式は10項目)に、第1〜7回のシートをどう書き写すかを、開業前の整体院の記入例で示します。著者の草案も載せます。

    読む時間の目安 約9分